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矯正歯科の新患を増やす!今すぐ実践可能な戦略とは?

矯正歯科の新患を増やす!今すぐ実践可能な戦略とは?

2025年7月9日26分で読めますマーケティング
矯正歯科

「矯正の新患がなかなか増えない...」そんな悩みを抱えている矯正歯科の先生は多いのではないでしょうか?

実は、新患獲得に成功している矯正歯科には共通する戦略があります。この記事では、実際に新患数を3倍に増やした矯正歯科の事例をもとに、今すぐ実践できる集患戦略を15個厳選してご紹介します。

オンライン・オフライン両方の施策を体系的に整理し、限られた予算でも最大の効果を得られる方法を具体的に解説していきます。


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矯正歯科で新患が増えない理由とは?現状分析から始めよう

矯正歯科業界の現状:競合増加と患者ニーズの変化

矯正歯科を取り巻く環境は、この10年で大きく変化しています。マウスピース矯正の普及により参入障壁が下がり、全国で矯正歯科クリニックの数は1.5倍に増加しました。

一方で、患者さんの情報収集方法も大きく変わっています。以前は知人の紹介や看板での認知が主流でしたが、現在はインターネット検索が8割SNSでの情報収集が6割を占めるようになりました。

このような変化に対応できていないクリニックは、新患獲得に苦戦している現状があります。

新患が来ない3つの根本的原因

新患が増えない矯正歯科には、共通する3つの原因があります。

認知度不足:「選ばれる理由」が伝わっていない

多くの矯正歯科が陥りやすいのが、他院との差別化が不明確な点です。「丁寧な治療」「豊富な経験」といった抽象的な表現では、患者さんに選ばれる理由が伝わりません。

成功例:

  • 「マウスピース矯正専門」「部分矯正に特化」といった明確な専門性
  • 「治療期間平均18ヶ月」「追加費用一切なし」といった具体的な強み
  • 「土日診療」「夜8時まで診療」などの利便性

検索で見つけてもらえない:デジタル対策の遅れ

現在、矯正治療を検討する患者さんの多くは「地域名+矯正歯科」でGoogle検索します。しかし、検索結果の上位に表示されなければ、存在すら知ってもらえません。

特に重要なのは以下の3つです:

来院ハードル:費用・痛み・期間への不安解消不足

矯正治療には「高額」「痛い」「長期間」という3つの大きな不安があります。これらの不安を解消する情報発信ができていないクリニックは、せっかく興味を持った患者さんを逃してしまいます。

患者さんが最も知りたい情報:

  • 総額費用と支払い方法
  • 治療期間の目安
  • 痛みの程度と対処法
  • 治療中の生活への影響

新患獲得の成功法則:戦略的アプローチで結果を出す

新患獲得の全体戦略マップ

新患獲得を成功させるには、以下の段階的なアプローチが必要です:

第1段階:認知拡大

  • SEO・MEO対策でオンライン露出を増やす
  • SNS活用で親しみやすさをアピール
  • 地域イベントでオフライン認知を高める

第2段階:興味・関心の喚起

  • 治療事例をビジュアルで訴求
  • 患者さんの体験談を発信
  • 矯正に関する疑問に答える情報発信

第3段階:来院促進

  • 初診無料カウンセリングの告知
  • 予約の取りやすさをアピール
  • 不安解消のための詳細説明

成功クリニックの共通点とは?

新患獲得に成功している矯正歯科には、以下の共通点があります:

1. 明確なターゲット設定
成人女性、学生、働く男性など、明確なターゲットを設定し、それに合わせた訴求を行っています。

2. 一貫したメッセージ
ホームページからSNS、院内掲示物まで、一貫したメッセージで「選ばれる理由」を発信しています。

3. 継続的な情報発信
月に1回程度の不定期発信ではなく、週に2〜3回の継続的な情報発信を行っています。

予算配分と優先順位の決め方

限られた予算で最大の効果を得るための優先順位は以下の通りです:

【オンライン戦略】デジタル時代の新患獲得術

ホームページで「選ばれる理由」を明確化

現代の患者さんは、来院前に必ずホームページをチェックします。そのため、ホームページは単なる情報発信ツールではなく、新患獲得の最重要ツールとして位置づける必要があります。

SEO対策:「地域名+矯正歯科」で上位表示

患者さんの多くは「渋谷 矯正歯科」「新宿 マウスピース矯正」といったキーワードで検索します。これらのキーワードで上位表示されることが、新患獲得の第一歩です。

具体的な対策方法:

  1. タイトルタグの最適化
      • 「◯◯駅の矯正歯科|△△歯科クリニック」
      • 「マウスピース矯正なら◯◯の△△歯科」
  2. コンテンツの充実
      • 治療方法の詳細解説
      • 症例写真(Before/After)
      • 患者さんの体験談
      • よくある質問とその回答
  3. 地域情報の掲載
      • 最寄り駅からのアクセス
      • 周辺の目印となる施設
      • 地域に根ざした活動の紹介

コンテンツ戦略:患者の不安を解消する情報発信

患者さんが最も知りたい情報を、分かりやすく整理して発信することが重要です。

患者さんの不安と対応コンテンツ:

問い合わせ率を高めるサイト設計

せっかくホームページを見てもらっても、問い合わせにつながらなければ意味がありません。

問い合わせ率を高めるポイント:

  1. 電話番号を目立つ場所に配置
      • ヘッダー部分に常時表示
      • 診療時間も併せて表示
  2. Web予約システムの導入
      • 24時間受付可能
      • 簡単な入力で予約完了
  3. 初診無料カウンセリングの告知
      • 「相談だけでもOK」の安心感
      • 所要時間と内容の明記

MEO対策:Googleマップで地域No.1を目指す

MEO(Map Engine Optimization)とは、Googleマップで上位表示されるための対策です。「地域名+矯正歯科」で検索した際に、マップ部分に表示される3つの枠に入ることが目標です。

Googleビジネスプロフィール最適化

Googleビジネスプロフィール(旧Googleマイビジネス)の充実が、MEO対策の基本です。

設定すべき項目:

  1. 基本情報の充実
      • 正確な住所・電話番号
      • 詳細な営業時間
      • 適切なカテゴリ選択
  2. 説明文の最適化
      • 「渋谷駅徒歩3分の矯正歯科専門クリニック」
      • 「マウスピース矯正・ワイヤー矯正に対応」
      • 「土日診療・夜8時まで診療」
  3. 写真の充実
      • 外観・内観の写真
      • スタッフの写真
      • 設備の写真

口コミ獲得と返信のコツ

Googleマップでの口コミは、新患獲得に大きく影響します。口コミの星評価が4.0以上あることが理想です。

口コミ獲得のコツ:

  1. 自然な依頼タイミング
      • 治療完了時
      • 患者さんが満足された時
  2. お礼とフォロー
      • 口コミ投稿へのお礼
      • 改善点があれば真摯に対応
  3. 悪い口コミへの対応
      • 迅速で丁寧な返信
      • 改善意欲を示す

投稿機能活用で情報発信

Googleビジネスプロフィールの投稿機能を使って、定期的に情報発信を行います。

投稿内容の例:

  • 新しい治療法の紹介
  • 症例写真(患者さんの許可を得て)
  • 休診日のお知らせ
  • スタッフ紹介

SNS活用で親しみやすさをアピール

SNSは特に若い世代の患者さんへのアプローチに効果的です。各SNSの特徴を活かした運用が重要です。

Instagram:治療過程をビジュアルで訴求

Instagramは視覚的な訴求に優れており、矯正治療の過程を分かりやすく伝えられます。

効果的な投稿内容:

  1. Before/After写真
      • 治療前後の変化を分かりやすく
      • 患者さんの許可を得て投稿
  2. 治療過程の記録
      • 月1回の経過写真
      • 患者さんのコメント付き
  3. 日常の様子
      • スタッフの紹介
      • 院内の雰囲気
      • 治療風景

投稿頻度と時間:

  • 週3〜4回の投稿
  • 平日の19〜21時が効果的
  • ストーリーズも活用

TikTok:若年層へのアプローチ戦略

TikTokは10〜20代の若い世代に強いリーチを持っています。矯正治療への関心が高い学生層へのアプローチに効果的です。

TikTok投稿のコツ:

  1. 短時間で分かりやすく
      • 15〜30秒の動画
      • テキストで要点を強調
  2. トレンドを活用
      • 人気の楽曲を使用
      • ハッシュタグを効果的に活用
  3. 親しみやすさを演出
      • スタッフの人柄が伝わる内容
      • 患者さんとの交流

LINE:予約システムと情報発信の効率化

LINEは日本人の利用率が非常に高く、予約や問い合わせのハードルを下げる効果があります。

LINE活用のメリット:

  1. 予約の簡単化
      • トーク形式で予約可能
      • 24時間受付
  2. 定期的な情報発信
      • 月1回のニュースレター
      • キャンペーン情報の配信
  3. 患者さんとの関係性強化
      • 治療後のフォロー
      • 定期検診のリマインド

Web広告で確実な集患を実現

Web広告は即効性があり、予算をかけた分だけ確実に露出を増やせます。

リスティング広告:検索キーワード戦略

Google広告のリスティング広告は、検索結果の上位に表示されるため、確実に見てもらえます。

効果的なキーワード設定:

広告文作成のコツ:

  • 「初診無料」「土日診療」など具体的なメリット
  • 「専門医による治療」「豊富な症例数」など安心感
  • 「お気軽にご相談ください」など親しみやすさ

ディスプレイ広告:潜在患者へのアプローチ

ディスプレイ広告は、矯正治療を検討していない潜在患者にもアプローチできます。

ターゲット設定:

  • 年齢:20〜40代
  • 性別:女性中心
  • 興味関心:美容、健康、ファッション
  • 地域:クリニック周辺半径10km

効果的な広告クリエイティブ:

  • 美しい笑顔の写真
  • 「目立たない矯正」「痛くない治療」のキャッチコピー
  • 初診無料カウンセリングの告知

広告予算の最適化と効果測定

限られた予算で最大の効果を得るには、継続的な改善が必要です。

重要な指標:

  • クリック率(CTR):2%以上が目標
  • コンバージョン率:5%以上が目標
  • 顧客獲得単価(CPA):生涯価値の1/3以下

【オフライン戦略】信頼関係構築で来院促進

カウンセリング体験を「選ばれる理由」に変える

初診カウンセリングは、患者さんが治療を開始するかどうかを決める重要な機会です。この体験を充実させることで、他院との差別化を図れます。

初診無料カウンセリングの効果的な告知

「初診無料」は強力な来院動機となります。効果的な告知方法をご紹介します。

告知のポイント:

  1. 「相談だけでもOK」の安心感
      • 「治療を強要しません」
      • 「セカンドオピニオン歓迎」
  2. 所要時間と内容の明記
      • 「約60分の丁寧なカウンセリング」
      • 「3Dシミュレーションで治療後をイメージ」
  3. 予約の取りやすさ
      • 「当日予約OK」
      • 「Web予約24時間受付」

治療説明の「見える化」でわかりやすさを演出

矯正治療は複雑で、患者さんには理解しにくい部分があります。「見える化」により、理解度と信頼度を高めましょう。

見える化のツール:

  1. 3Dシミュレーション
      • 治療前後の歯並びを3Dで表示
      • 患者さんのモチベーション向上
  2. 治療過程の動画
      • 歯がどのように動くかを動画で説明
      • 治療期間の理解促進
  3. 模型を使った説明
      • 実際の装置を手に取って確認
      • 装着感の事前体験

不安解消のための質問対応術

患者さんの不安を的確に把握し、適切に対応することが重要です。

よくある質問と対応例:

既存患者を最強の営業マンに変える

既存患者さんからの紹介は、最も費用対効果の高い集患方法です。満足度の高い患者さんに自然に紹介してもらえる仕組みを作りましょう。

紹介プログラムの設計と運用

紹介プログラムは、紹介者と被紹介者の両方にメリットがあることが重要です。

紹介プログラムの例:

  1. 紹介者への特典
      • 次回治療費から5,000円割引
      • ホワイトニング無料券
      • 記念品のプレゼント
  2. 被紹介者への特典
      • 初診料無料
      • 治療費10%割引
      • 分割手数料無料
  3. 運用のコツ
      • 治療完了時に自然に告知
      • 紹介カードの活用
      • 特典利用時の記念撮影

患者満足度向上のための取り組み

紹介を生み出すには、まず患者さんに満足してもらうことが前提です。

満足度向上のポイント:

  1. 治療中のコミュニケーション
      • 定期的な進捗説明
      • 不安や疑問への丁寧な対応
      • 治療の見通しを常に共有
  2. 快適な院内環境
      • 清潔で明るい空間
      • 待ち時間の短縮
      • プライバシーの配慮
  3. スタッフの接遇向上
      • 笑顔での挨拶
      • 患者さんの名前を覚える
      • 治療以外の会話も大切に

治療後のフォロー体制

治療が完了した後も、継続的な関係を保つことで、紹介につなげやすくなります。

フォロー方法:

  1. 定期メンテナンス
      • 3〜6ヶ月ごとの定期検診
      • 保定装置の調整
      • 口腔ケアのアドバイス
  2. 記念日の連絡
      • 治療完了記念日にメッセージ
      • 誕生日のお祝い
      • 季節のご挨拶
  3. 新サービスの案内
      • ホワイトニングの提案
      • 家族向けキャンペーン
      • 最新治療法の紹介

地域密着で継続的な認知拡大

地域に根ざした活動により、継続的な認知拡大を図ります。

学校検診・企業検診での連携

学校や企業での検診は、多くの人に接触できる機会です。

連携のメリット:

  1. 信頼性の向上
      • 学校・企業からの紹介という安心感
      • 専門医としての認知度向上
  2. 効率的な集患
      • 一度に多くの人にアプローチ
      • 家族ぐるみの受診機会
  3. 地域貢献
      • 地域の口腔健康向上
      • 社会貢献としての評価

地域イベントでの無料相談会

地域のイベントでの無料相談会は、直接的な患者獲得につながります。

効果的なイベント参加:

  1. 健康フェア
      • 自治体主催の健康イベント
      • 口腔ケアの啓発活動
  2. 学校行事
      • 文化祭・体育祭での相談ブース
      • PTA活動での講演
  3. 商業施設
      • ショッピングモールでの相談会
      • 歯科衛生週間での啓発活動

他科との連携による相互紹介

他の歯科診療科や医科との連携により、相互紹介の仕組みを構築します。

連携先と紹介内容:

口コミ・レビューを新患獲得の武器にする方法

良い口コミを自然に増やす仕組み作り

口コミは新患獲得に最も影響する要素の一つです。自然に良い口コミを増やす仕組みを作りましょう。

口コミ依頼のタイミングと方法

口コミの依頼は、タイミングと方法が重要です。

最適なタイミング:

  1. 治療完了時
      • 満足度が最も高い時期
      • 達成感を感じている時
  2. 定期メンテナンス時
      • 継続的な満足を実感している時
      • 信頼関係が築けている時
  3. お褒めの言葉をいただいた時
      • 自然な流れで依頼可能
      • 断られるリスクが低い

依頼方法のコツ:

  1. 自然な会話の中で
      • 「もしよろしければ」の前置き
      • 強要しない雰囲気作り
  2. 具体的な方法を伝える
      • Googleマップの操作方法
      • 簡単な投稿手順の説明
  3. 感謝の気持ちを伝える
      • 「他の患者さんの参考になります」
      • 「とても励みになります」

口コミしやすい環境整備

患者さんが口コミを投稿しやすい環境を整えることが大切です。

環境整備のポイント:

  1. QRコードの活用
      • 受付や診察室にQRコード設置
      • スマートフォンで簡単アクセス
  2. Wi-Fi環境の提供
      • 院内で快適に投稿可能
      • 通信量を気にしない環境
  3. 投稿方法の案内
      • 簡単な操作手順書の配布
      • スタッフによるサポート

口コミ投稿へのお礼とフォロー

投稿していただいた口コミには、必ずお礼の返信をしましょう。

返信のポイント:

  1. 迅速な対応
      • 投稿から24時間以内
      • タイムリーな感謝の表現
  2. 個人的な内容を含める
      • 患者さんの名前(苗字のみ)
      • 治療内容への言及
  3. 他の患者さんへの情報提供
      • クリニックの取り組み紹介
      • 治療方針の説明

悪い口コミへの戦略的対応

悪い口コミは避けられませんが、適切に対応することで信頼を回復できます。

炎上を防ぐ初期対応

悪い口コミへの初期対応が、その後の展開を大きく左右します。

初期対応の原則:

  1. 迅速な対応
      • 発見から6時間以内
      • 感情的にならない冷静な対応
  2. 事実確認
      • 投稿内容の事実関係確認
      • 関係スタッフへのヒアリング
  3. 公開返信の判断
      • 返信すべき内容かの判断
      • 個別対応が適切かの検討

改善姿勢を示す返信テンプレート

悪い口コミへの返信では、改善姿勢を示すことが重要です。

返信テンプレート例:

「この度は、ご不便をおかけし申し訳ございませんでした。いただいたご意見を真摯に受け止め、スタッフ一同改善に努めて参ります。もしよろしければ、直接お話しさせていただければと思います。お忙しい中、貴重なご意見をありがとうございました。」

悪い口コミを改善のチャンスに変える

悪い口コミは、クリニック改善のための貴重な情報源です。

改善への活用方法:

  1. スタッフ教育の見直し
      • 接遇研修の実施
      • 具体的な改善策の検討
  2. システムの改善
      • 待ち時間の短縮
      • 予約システムの見直し
  3. 情報発信の改善
      • 治療内容の説明強化
      • 費用の明確化

料金の不安を解消して来院につなげる

費用負担を軽くする支払いサポート

矯正治療の費用は患者さんにとって大きな負担です。支払いサポートを充実させることで、来院ハードルを下げましょう。

分割払いシステムの導入と告知

分割払いシステムは、高額な矯正費用を患者さんが支払いやすくする重要な仕組みです。

効果的な分割払いシステム:

  1. 柔軟な支払い回数
      • 12回〜60回まで選択可能
      • 患者さんの家計状況に応じて調整
      • 金利手数料の明確化
  2. デンタルローンの活用
      • 専門機関との提携
      • 審査の簡素化
      • 低金利での提供
  3. 分割払いの告知方法
      • 「月々8,000円から始められる矯正治療」
      • 料金表に分割例を併記
      • 初回カウンセリング時に詳細説明

告知例:

インビザライン矯正 660,000円
→ 分割払い例:月々11,000円×60回
→ 学生の方:月々8,000円×84回も可能

医療費控除の説明で実質負担を軽減

医療費控除により、実質的な負担額を軽減できることを分かりやすく説明します。

医療費控除の効果例:

説明資料の作成ポイント:

  • 年収別の控除額シミュレーション
  • 必要書類の一覧
  • 確定申告の手順

学生・家族割引の活用

学生や家族での同時治療には、特別な割引制度を設けることで、より多くの患者さんにアプローチできます。

割引制度の例:

  1. 学生割引
      • 高校生・大学生:治療費10%割引
      • 学生証の提示で適用
      • 長期休暇期間の集中治療プラン
  2. 家族割引
      • 2人目以降:治療費15%割引
      • 家族同時治療で通院回数削減
      • 家族専用の予約枠確保
  3. 紹介割引
      • 紹介者・被紹介者双方に5%割引
      • 友人同士での治療開始促進

料金プランの「見える化」戦略

料金体系を分かりやすく「見える化」することで、患者さんの不安を解消し、来院につなげます。

パッケージ化で比較検討を簡単に

複雑な料金体系ではなく、分かりやすいパッケージ化により、患者さんの選択を支援します。

パッケージ化の例:

パッケージ化のメリット:

  • 他院との比較が容易
  • 追加費用の心配がない
  • 治療内容が明確

追加費用ゼロの安心感を訴求

「追加費用一切なし」の安心感は、患者さんの大きな決定要因となります。

追加費用ゼロに含める内容:

  1. 通院時の費用
      • 調整料・再診料
      • 装置の修理・交換
      • 緊急時の対応
  2. 治療期間延長時の費用
      • 予定期間を超えた場合の追加費用なし
      • 装置の追加製作費用なし
  3. アフターケア
      • 治療完了後の保定期間
      • 保定装置の製作・調整
      • 定期検診(2年間)

他院との料金比較資料

他院との料金比較を行うことで、自院の料金の妥当性を示します。

比較項目:

新患獲得効果を最大化する実践テクニック

効果測定と改善のPDCAサイクル

新患獲得の施策は、継続的な改善が重要です。効果測定と改善のPDCAサイクルを回しましょう。

新患数・問い合わせ数の追跡方法

各施策の効果を正確に測定するために、追跡システムを構築します。

追跡すべき指標:

  1. 流入経路別の新患数
      • ホームページ経由
      • SNS経由
      • 広告経由
      • 紹介経由
  2. 問い合わせから来院までの転換率
      • 電話問い合わせ → 来院率
      • Web予約 → 来院率
      • 資料請求 → 来院率
  3. 新患の治療開始率
      • 初診 → 治療開始率
      • カウンセリング → 成約率

追跡ツール:

  • Googleアナリティクス
  • 電話番号の使い分け
  • 来院時のアンケート

各施策の費用対効果分析

限られた予算を効果的に配分するために、各施策の費用対効果を分析します。

分析項目:

継続的な改善のためのデータ活用

収集したデータを活用し、継続的な改善を行います。

改善のアクション例:

  1. 効果の低い施策の見直し
      • 予算配分の変更
      • 施策内容の改善
      • 中止の判断
  2. 効果の高い施策の強化
      • 予算の追加投入
      • 施策の拡大
      • 成功要因の他施策への応用
  3. 新しい施策の試験導入
      • 小規模での試行
      • 効果測定
      • 本格導入の判断

季節・イベントに合わせた集患キャンペーン

矯正治療には季節性があります。効果的なタイミングでキャンペーンを実施しましょう。

新学期・新年度の矯正需要取り込み

新学期・新年度は、新しいことを始めるタイミングとして矯正需要が高まります。

4月キャンペーンの例:

  1. 「新生活応援キャンペーン」
      • 治療費10%割引
      • 分割手数料無料
      • 実施期間:3月〜5月
  2. 「新社会人応援プラン」
      • 月々5,000円からの支払いプラン
      • 夜間診療の拡充
      • 実施期間:3月〜6月
  3. 告知方法
      • SNSでの集中発信
      • 地域情報誌への掲載
      • 新聞折込チラシ

夏休み・春休みの学生向けプロモーション

長期休暇は、学生の矯正治療開始に最適なタイミングです。

夏休みキャンペーンの例:

  1. 「夏休み集中矯正プラン」
      • 初期の調整を集中実施
      • 学校再開時の負担軽減
      • 学生限定20%割引
  2. 「親子で矯正キャンペーン」
      • 親子同時治療で家族割引
      • 通院回数の効率化
      • 夏休み期間の集中治療
  3. プロモーション戦略
      • 学校周辺でのチラシ配布
      • 学習塾との提携
      • 部活動での口コミ促進

成人式・就活前の需要喚起

成人式や就活前は、見た目を改善したい需要が高まります。

成人式向けキャンペーン:

  1. 「成人式までに美しい笑顔を」
      • 短期間での部分矯正
      • ホワイトニングセット
      • 12月〜1月の集中治療
  2. 就活応援キャンペーン
      • 「面接で印象アップ」
      • 短期間での前歯矯正
      • 就活写真撮影との連携

プロモーション方法:

  • 美容室・写真館との提携
  • 大学でのポスター掲示
  • 就活支援サイトでの広告

よくある質問:新患獲得でつまずきやすいポイント

Q. 予算が限られている場合の優先順位は?

A. 以下の順序で取り組むことをお勧めします:

  1. 第1優先:MEO対策(月額1〜2万円)
      • 即効性があり、費用対効果が高い
      • Googleビジネスプロフィールの充実
      • 口コミ獲得の仕組み作り
  2. 第2優先:ホームページの改善(月額3〜5万円)
      • SEO対策の基本実施
      • 問い合わせしやすい導線設計
      • 患者さんの不安解消コンテンツ
  3. 第3優先:SNS運用(月額2〜3万円)
      • Instagram・TikTokでの情報発信
      • 治療事例の紹介
      • 親しみやすさの演出

予算10万円以下の場合は、まずこの3つに集中して取り組みましょう。

Q. 効果が出るまでの期間はどのくらい?

A. 施策によって効果が現れる期間は異なります:

重要なポイント:

  • 複数の施策を並行して実施
  • 短期・中期・長期の施策をバランス良く組み合わせ
  • 継続的な改善により効果を最大化

Q. スタッフ教育で気をつけるべきことは?

A. 新患獲得におけるスタッフ教育の重要ポイント:

  1. 電話対応の統一
      • 第一印象を決める重要な要素
      • 明るく丁寧な対応
      • 予約への誘導スキル
  2. 初診時の接遇
      • 不安を和らげる声かけ
      • 院内案内の丁寧さ
      • 質問しやすい雰囲気作り
  3. 情報収集スキル
      • 患者さんの来院経路の確認
      • 希望や不安の聞き取り
      • 適切な情報提供

教育方法:

  • 月1回の接遇研修
  • ロールプレイング練習
  • 患者さんからのフィードバック共有

Q. 他院との差別化はどうすればいい?

A. 効果的な差別化の方法:

  1. 専門性の明確化
      • 「マウスピース矯正専門」
      • 「部分矯正に特化」
      • 「成人矯正の専門医」
  2. 利便性の向上
      • 「土日診療」
      • 「夜8時まで診療」
      • 「駅直結」
  3. 治療方針の特徴
      • 「痛みを最小限に抑える治療」
      • 「短期間での矯正」
      • 「目立たない装置」
  4. サービスの充実
      • 「初診料無料」
      • 「追加費用一切なし」
      • 「LINEでの予約・相談」

差別化のポイント:

  • 患者さんのニーズに基づく差別化
  • 実現可能な範囲での特徴作り
  • 一貫したメッセージ発信

矯正歯科での新患獲得は、システマティックなアプローチにより必ず改善できます。この記事で紹介した15の戦略を、あなたのクリニックの状況に合わせて段階的に実施してください。

特に重要なのは、継続的な改善です。一度実施して終わりではなく、効果を測定しながら改善を続けることで、新患数を3倍に増やすことも可能です。

まずは予算と人員を考慮して、実施可能な施策から始めてみましょう。患者さんに選ばれる矯正歯科を目指して、一歩ずつ着実に取り組んでいくことが成功への近道です。


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